【VALORANT】パッチ11.09最新情報|スマーフィング対策強化と使いやすさ改善の全容

【VALORANT】パッチ11.09最新情報|スマーフィング対策強化と使いやすさ改善の全容


パッチ11.09の要点まとめ

VALORANTの最新パッチ11.09が配信されました。今回のアップデートでは、スマーフィング対策の大幅強化ゲーム内操作の快適性向上が主な目玉となっています。

主な変更点

  • 共有アカウント検知システムによる多要素認証(MFA)の必須化
  • インタラクティブオブジェクト(操作可能なオブジェクト)の使いやすさ大幅改善
  • 各マップとエージェントの不具合を大量修正
  • ボット使用アカウントとブースティングアカウントへの厳格な対応

スマーフィング対策が本格始動

多要素認証(MFA)の導入必須化

パッチ11.09から、NA、LATAM、BR、KR地域において重要な変更が実施されます。

システム上で共有アカウントと判断されたアカウントは、Riot Mobileによる多要素認証(MFA)を有効化しないとコンペティティブモードをプレイできなくなります

この変更はコンペティティブモードのみに適用され、その他のゲームモード(アンレート、スパイクラッシュなど)には影響しません。

ブースティングアカウントへの厳格な対応

特に悪質なスマーフィング行為に対して、Riotは本格的な取り締まりを開始しました。

ブースティング目的で購入されたことが検知されたアカウントには、このパッチからアカウント停止処分が科されます。これにより、ランクマッチの公平性がさらに向上することが期待されます。

ボット使用検知システムの成果

Riotは定期的にボット使用検知システムの改善と評価を続けており、かなり多くのアカウントをアカウント停止してきたことを報告しています。

不正なプレイヤーとの戦いは続いていますが、着実に成果を上げているようです。

インタラクティブオブジェクトの使いやすさが大幅向上

操作対象のハイライト色が統一

これまでバラバラだったインタラクティブオブジェクトのハイライト色が、標準のグリーン(緑色)に統一されました。

対象となるオブジェクト:

  • スイッチ
  • ロープ
  • ジップライン
  • アルティメットオーブ
  • その他の操作可能オブジェクト

この変更により、どのオブジェクトが操作可能かが一目で分かるようになり、視認性が大幅に向上しています。

操作の優先順位システムの導入

複数のインタラクティブオブジェクトが近くにある場合、ハイライトされたアクションが優先されるようになりました。

例えば:

  • ロープの隣でデッドロックのグラヴィネットに捕らわれている場合
  • 複数の操作対象が重なっている状況

このような状況でも、意図した操作をスムーズに実行できるようになります。

操作ボタンについて

インタラクティブオブジェクトの操作は以下のボタンで行います

  • PC: デフォルトで「F」キー
  • コンソール: 「□/×」ボタン

マップ別の不具合修正一覧

パール

Bサイトの箱に当たり判定がない問題を修正しました。特定のゲームモードで発生していた不具合で、攻防に影響を与える重要な修正となります。

ブリーズ

壁越しにユーティリティーを破壊できてしまう場所があった不具合を修正。公平性を損なう問題が解消されました。

アビス

ヨルやオーメンなどのテレポート系エージェントが、デッドロックのグラヴィネットを使うと即座に倒せてしまう場所があった不具合を修正。バランスを崩す重大なバグが解消されました。

カロード

ウェイレイ、ジェット、レイズなどの機動力の高いエージェントが、Aサイトでプレイ可能な空間よりも上の場所に入れてしまう不具合を修正。マップ外への侵入を防ぎます。

エージェント別の不具合修正詳細

アストラ

復活した際に使用済みのスターで効果音が再生される不具合を修正しました。音による混乱が解消されます。

ゲッコー

ウィングマンがスパイクを解除する際のアニメーションが正しく再生されない不具合を修正。視覚的なフィードバックが改善されました。

ゲッコーとキルジョイ

拘束のビジュアルエフェクトが薄い壁やドア越しに表示されてしまう不具合を修正。情報漏洩につながる問題が解消されました。

アイソ

キルコントラクトを装備した状態で観戦すると、アビリティーが拡大されてしまう不具合を修正。観戦時の視認性が改善されました。

オーメン

パラノイアのアイコンサイズを縮小し、オーバーレイがミニマップを覆わないように修正。重要な情報が見やすくなりました。

レイナ

エンプレスを使用してもアルティメット・アビリティー・ミッションが進行しない場合がある不具合を修正。ミッション進行がスムーズになります。

スカイ

ガイディングライトを構えてすぐに構えを解除した場合、ビジュアルエフェクトが残ってしまう不具合を修正。視覚的な混乱が解消されました。

セージ

衰弱の効果を受けているものの最大まで回復されているエージェントをヒーリングオーブの対象にできてしまう不具合を修正。無駄なヒール使用を防ぎます。

ヴィトー(複数の修正)

ヴィトーに関しては多数の不具合が修正されました

  • クロスカットの設置範囲表示と実際の範囲が一致していない問題を修正
  • エヴォリューション使用時の明るい点の点滅を修正
  • アビリティー説明が実際の挙動と一致していない問題を修正
  • チョークホールドの終了アニメーションが表示されない問題を修正
  • クロスカットのビジュアルエフェクトが表示されない場合がある問題を修正
  • エヴォリューション使用時にウィークリーミッションの進捗がカウントされない問題を修正

新エージェントの安定性が大幅に向上しました。

ヴァイパー

  • スネークバイトのビジュアルエフェクトの消え方が敵と味方で異なる不具合を修正
  • ヴァイパーズピットを発動せずに構えを解除した際、目の前に残り続ける不具合を修正

ヴァイス

倒れるかレーザーヴァインが無効になると、レーザーヴァインの下半分が欠けたように見える不具合を修正。視覚的な違和感が解消されました。

ヨル

  • アビリティーによってフェイクアウトが致命的なダメージを受けても破壊されない不具合を修正
  • フェイクアウトがゲーム内オブジェクトと衝突しない不具合を修正

フェイクアウトの挙動がより自然になりました。

複数のエージェント共通

  • スタンのビジュアルエフェクトが薄い壁やドア越しに表示される不具合を修正
  • 抑制の効果時間が終わっても効果音が正しく終了しない不具合を修正

コンソール版限定の修正

ブリムストーンのスカイスモークなど、マップで対象を指定するアビリティーでカーソルを動かせなくなる稀な不具合が修正されました。

コンソールプレイヤーにとって重要な修正です。

まとめ:より公平で快適なゲーム体験へ

パッチ11.09は、スマーフィング対策の強化ゲームプレイの快適性向上に重点を置いたアップデートとなっています。

注目ポイント

  1. 多要素認証の必須化により、アカウント共有やスマーフィングが大幅に減少する見込み
  2. インタラクティブオブジェクトの改善で、意図した操作がスムーズに
  3. 大量の不具合修正により、ゲームの安定性が向上
  4. ブースティングアカウントへの厳格な対応で、ランクマッチの公平性が向上

特にコンペティティブモードをプレイする方にとっては、より公平で快適なゲーム環境が整いつつあります。

今後もRiotはボット使用やスマーフィングへの対策を強化していく方針を示しており、VALORANTのゲーム体験はさらに改善されていくことが期待されます。


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